簡単に作れるペットボトルロケットの作り方

簡単に作れる!ペットボトルロケットを作って実験をしてみよう!

小型の人形ロボット「キロボ(KIROBO)」等の宇宙関連の話題に触れると「実験的な事がしたい!」という気持ちになりますよね。そんな時には「ペットボトルロケット」がおすすめです。実は、意外と簡単に作る事ができるんですよ。この記事では、ペットボトルロケットの簡単な作り方を紹介します。

ペットボトルロケットは簡単なのにエコで楽しい

「簡単に作れる」といった理由だけでペットボトルロケットをおすすめしているわけではありません。
ペットボトルロケットは、簡単に作れるのにエコ!さらに、本物のロケットエンジンの仕組みを理解するのにピッタリな実験となっています。ペットボトルロケットを飛ばした事でロケットが国際宇宙ステーション(ISS)に行く姿をイメージして楽しむ、様々な発見が出来るといった理由からハマってしまう人も意外と多くいる人気の実験でもあります。
自分で作ったロケットが遠くに飛んでいく様子を見た時には、感動する事間違いなし!です。
※今回は小型のペットボトルロケットの作り方を紹介しますが、それでもかなりの飛距離となります。実際にロケットを飛ばす際は、周囲の安全に気を付けてください。

ペットボトルロケットの材料

ペットボトルロケットを作る際に必要となる材料は以下となります。
用意するのが難しい材料はないので、1日あれば全ての材料を集める事ができると思います。

・ペットボトル(500ml)×2本
・ビニールテープ
・両面テープ
・カッター
・はさみ
・キリ
・ペンチ
・板
・ストロー
・6号または7号のゴム栓
・空気入れ+空気入れの針
・椅子
・ハンガー
・安全メガネ

ペットボトルが2本必要となる理由は、1本が飛ばすためのタンク用、もう1本がロケットの羽用です。
タンク用のペットボトルは「炭酸用」を用意してください。また、炭酸用のペットボトルは、三ツ矢サイダーやCCレモンといった凹凸の少ないペットボトルを選びましょう。
空気入れは、できれば圧力計がついたものがおすすめですが、一般的な家庭用の空気入れでも問題ありません。

めっちゃ簡単!ペットボトルロケットの作り方

簡単に作れるペットボトルロケットに必要な材料・工具

ここからは、いよいよペットボトルロケットの作り方を紹介していきます。
作り方自体はめちゃくちゃ簡単なので失敗しないように落ち着いて作業をしていきましょう。

1.ロケットのヘッドと羽を作る

まずは、ロケットの頭と羽を作ります。
ペットボトル1本を用意して、「頭」「胴体」「お尻」の切り分けます。
頭は、ペットボトルが先端が小さくなっている付近、お尻はペットボトルが固くなり始める付近で問題ありません。
頭(注ぎ口がある)部分がヘッドとなり、さらに胴体から羽を2枚作ります。

ペットボトルの胴体部分をよく見ると2箇所に縦に薄い線が入っている事が確認できます。
この部分に手で折り目を付けた後に、板で挟んで上から体重をかけましょう。
折り目をつけた事でペットボトルが綺麗に平たくなるはずです。
さらにしっかりと折り目を付けて、上下10cmの切り取ります。
切り取った後は、左上から4cm、右下から4cmの位置に消えないように油性ペンで印をつけて、定規で真っ直ぐに斜めの線を引きましょう。
その線に沿って切り取り、羽を開いて折り返し部分から下に1cmの切り込みを入れれてのりしろを作ります。
のりしろを折り返して、羽の間に両面テープをしっかりと貼り付けます。最後に安全のために切り口にビニールテープを貼れば羽の完成です。

2.パーツの取り付け

分解していない2本目のペットボトルのお尻に、先ほどのヘッドを取り付けます。
2本目のペットボトルのお尻にヘッドがスポッとハマるはずなのでそのままビニールテープで固定していきます。
さらに、先ほど作った羽を取り付けていきます。できるだけ左右対称、同じ位置につける事を意識しましょう。
最後に、ストローを左右の羽の間、ペットボトルの中心に縦に貼り付ければパーツの取り付けは完了です。
ストローは、ロケット発射の際に姿勢を保つといった役割があるので忘れないようにしましょう。

3.空気の取り込み口を作る

次は、ペットボトルロケットを飛ばす時の原動力になる空気の取り込み口を作ります。
ゴム栓の中心にキリで穴を開けるだけですが、意外と力が必要となるので注意してください。
ゴム栓にキリが貫通したら、空気入れの空気針の差し込みましょう。
針の先端がゴム栓から出ていれば問題ありません。

4.発射台を作る

ハンガーの三角になっている部分をペンチで切り取ります。
椅子にくっつける側を短く、ペットボトルロケットのストローに差し込む側を長めにしましょう。
短く切った側をテープで椅子に固定すれば発射台は完成です。

ペットボトルロケットを飛ばそう!

ペットボトルロケットが完成すれば、後は飛ばすだけです。
意外と遠くまで飛ぶので、必ず周囲の安全を確認してから飛ばしてください。
タンクに水を少量入れてゴム栓で蓋をします。
水を入れる量によって飛び方が変わってくるので様々な量で試してみるのがおすすめです。
蓋をしたペットボトルロケットのストローの穴にハンガーを通せばセットは完了です。
後は、空気入れでタンク内に空気を入れて内部の圧力が高くなると蓋が外れてペットボトルロケットが飛んでいきます。
ペットボトルが飛ばない時は空気漏れや水漏れをしていないかチェックしてみてください。
どうすればより遠くにペットボトルロケットを飛ばす事ができるのか、ぜひ考えるのもペットボトルロケット実験の面白さの1つです。

まとめ

今回は、誰でも簡単に作れるペットボトルロケットの作り方を紹介しました。
テキストの文字数を見ると難しそうに感じるかもしれませんが、実際に作ってみると1時間もかかりません。
この記事を読んで興味を持ったという人は、ぜひペットボトルロケットを飛ばす事にチャレンジしてみてください。

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